「HiVi冬のベストバイ2017」プリメインアンプ部門(2)にてAura spiritが第1位となりました。
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Aura 1990年代のヒット作VA-150をリメイクしたspirit (スピリット) は、オリジナルと同様の150W+150W(8Ω)を最大出力としています。オリジナルは東芝製のパワー・デバイスを採用しましたが、spiritは処女作のVA40から脈々と受け継がれてきた日立製MOSFET K1057/J161を片チャンネル3パラレル・プッシュプルで構成しています。このパワー・デバイスは、現在はメンテナンス用にごく少量しか生産されていませんが、しなやかで温かみのある真空管アンプの音を彷彿させる音質はAuraのアイデンティティと言っても過言ではないでしょう。
極めて正統的なオーディオ・アンプとしてデザインされたspiritの内部は、大型トロイダル・トランスを中央に、L/Rのオーディオ基板を左右シンメトリにレイアウト。前述のMOSFETは十分な放熱効果を持つ大型ヒートシンクに取り付けられ、万全の温度管理のもとそのポテンシャルを最大に引き出すことに成功しています。しなやかさと繊細さに加え卓越のドライブ能力を手にしたspiritは、歴代モデルの頂点としてその存在を高めていくでしょう。 |